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花粉症対策

Allergy to pollen

花粉症の準備は大丈夫ですか?

アレルギー性鼻炎(花粉症)はスギやヒノキ、イネ科などの花粉が原因(アレルゲン)となる「季節性アレルギー性鼻炎」とダニ(死骸や糞)やホコリ、カビ、ペットの毛などのハウスダスト、カビなどが原因(アレルゲン)となる「通年性アレルギー性鼻炎」があります。

症状は主にくしゃみ・鼻水・鼻づまりがあります。

ここでは花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)について説明します。花粉症対策のポイントは以下の4点です。

  1. いつ頃からスギ花粉が飛散するかの情報を得る。
  2. 花粉が飛散する数日前から薬の使用を開始する。
  3. 花粉を吸わないための工夫をする。
  4. あらかじめ、レーザー手術等により予防する。

花粉がいつごろから飛び出すかは気象条件により左右されるので、新聞やテレビ、インターネット等で最新の情報をキャッチする事が大切です。

薬の使用開始時期ですが、以前は飛散開始の1週間前からとされていましたが、最近の薬は3日位前から使用すれば大丈夫のようです。
そして花粉が飛び始めたら、マスクをする、室内に花粉を持ち込まないようにする、風の強い日は外出を控える等の予防に努めましょう。

花粉症をはじめとするアレルギー性鼻炎に対する薬は、大きく分けて内服薬と点鼻薬に 分けられます。それぞれいろいろな種類がありますが。内服薬で最も多く使われているのは、抗ヒスタミン薬という薬です。ただしこの薬は、効果が強いものほど眠気が強い、という薬なので注意が必要です。

最近は一日1回就寝前に内服すればよいタイプの薬も増え、患者様の職業や生活パターンにより薬を選べるようになりました。眠気の出ない漢方薬も選択肢の一つです

薬剤以外の治療法の一つにレーザー手術があります。これはアレルギー反応が起きる鼻の粘膜を焼き、症状が出ない様にする方法です。

私が以前にレーザー手術を行った患者様の治療成績では、アレルギー性鼻炎の3大症状である、くしゃみ、鼻水、鼻づまりに対して70%から80%の方に効果があったという結果でした。勿論レーザー治療とて万能ではなく、一度手術をしたからといって永久に治癒する訳ではありません。また花粉量の多い日は薬を使用しなければならない場合もあります。

しかし、薬の内服で眠気が出やすい方、不規則な生活で内服や点鼻を忘れてしまう方、妊娠・授乳のため薬を使用したくない方などは検討していただく価値はおおいにあると思います。
なおスギ花粉症に対するレーザー手術は花粉が本格的に飛散してからはできません。遅くても1月中旬までには行っておいた方が良いでしょう。

当院では花粉症に対して薬物療法からレーザー手術まで様々な治療を行っています。
また、舌下型免疫療法も行っております。是非ご相談下さい。

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